県教委確定期交渉
日頃より組合活動へのご理解とご協力に感謝申し上げます。
10月28・11月10・17日、賃金などの勤務条件の改善に向け、県教委と確定期の交渉を行いました。17日、池上重弘県教育長から最終回答を受けた後、静教組は直ちに臨時中央執行委員会、支部代表者会を開催し、回答内容について検討しました。そして、以下の点について妥結することとしました。
① 月例給 初任給を3000円引き上げ、30代半ばまでの号給を改訂
② ボーナス0.10月分引き上げ
③ 定年引き上げの制度運用
・希望に沿った再任用ハーフの任用の拡大と配置の工夫
・60歳となる年度にライフプラン休暇制度を新設
・高齢者部分休業制度の運用は勤務条件労使協議会等で継続協議
④ 教職員人事評価制度
・勤勉手当の成績率の運用について勤務条件労使協議会等で継続協議
⑤ 学校における働き方改革
・時間外最高等時間の状況把握と規則改正に向けた市町教委への指導
・教員業務支援員等の外部人材の積極的な配置
・メンタルヘルス研修の継続と若手教職員の指導体制の構築
⑥ 定数未配置等への対応
・静岡県教職員人材バンクの活用
・免許状の再授与申請の簡素化とホームページの充実
⑦ 部活動の地域移行
・すべての市町を対象とした運動部地域移行連絡協議会等の実施
・文化部活動についても同様に検討
今後も教職員の資質、意欲の向上と学校組織の活性化など、目的に沿った制度となるよう県教委と協議を続けていきます。